単語
ごきげんよう、倉永です。
ようやく年賀状を書けた(宛名だけw)。
ちなみに、裏のデザインは5分でやっつけ仕事。
なんかもう、ばたついていて落ち着かなくていやん。
という前置きはともかくとして。
2009年に活動を初めて20タイトル以上の作品を書いてきましたが、ようやく分かったことがあります。
それは、人は馴染みのない単語に対して無意識のうちに拒否反応を示すということを!
創作をしているとどうしても他の人が使ってないような題材や単語を使おうと思うのですが、それってよっぽどインパクトのある使い方をしないと駄目なんだなあ……と。
「これってどういう意味なんだろう」って思ってもらえればいいけど、見覚えのない単語だから意味が分からなくて興味が持てなくてそこでいいやと思われることが多い。
上手く機能すれば独特の世界観だとかを出せるけど、それってかなり筆力のある人じゃないと無理ですねぇ。
私、京極夏彦が好きでほとんど作品は読んでますけど、『ルー=ガルー』は読めなくて半分で放置している。
近未来設定、馴染みがない世界観で置いてけぼり感が半端なくてついて行けなくて脱落した。
プロで好きな作家さんの作品でさえこうなのだから、腐った素人がこれやるとお察し。
それで改めて自分の作品を読み直して感じたのが、独自設定過ぎて脱落しやすそうだなってこと。
これにはまってくれる人はこれがいいのだろうけど、難しいところ。
今、公募作を書こうと思って前に5万文字くらい書いて放置している作品を書き直そうと思っているんだけど、設定を見直したらわかりにくい。
設定した当時は自分ではよく分かっていたんだけど、時間を置くと鳥頭な私はなにを考えていたのかすっかり忘れているので考え直さなければならない。
これって要するに、初めて作品を読む人にはさっぱり分からないってことですよね。
今、初期の作品を改稿しているけれど、すごく勉強になっている。
時間を置かないと自分の悪いところだとかいいところというのは見えない。
あと、やっぱり話の持って行き方のセオリーみたいなのがある。
読んで面白かったり、上手いと思えるのはそこが自然に書かれている。
まだまだ勉強することがたくさんある。
まあ、なにが言いたいかというと。
多少、人と単語や設定が被っても気にしたらいけないんだな、と。
もちろん、独自単語が被るのはいやんだけど、そうではない一般的な単語が被っても仕方がない。
そのあたりの加減は難しいけれど、色々とチャレンジしていこうかと思います。
要するに今から公募作を書くから改稿作業が滞るよって言いたかったのですよ。
とりあえずはゲームにハマらなければどうにかなりそう……だと思いますです。
久しぶりにラノベを書こうかと思っております。
やっぱりタイトルは今流行の『◎◎の××は△△である』みたいな内容を示す長いのがいいのかねえ。
この長タイトルもすでに流行遅れという話もあるけど。
『インター!』もそうだけど、本当はシンプルタイトルが好きなんですよ。
『失恋から始まる恋もある』と『愛から始まる物語』は私の作品タイトルの中では長い。
『チョコ』シリーズも長いよなあ。
タイトルもだけど、作品内で使用する独自単語もチューニ病的なかっこいいのを付けたいんだけどなあ。
勉強の日々。