インター!書き終わったよ!
ごきげんよう、倉永です。
2013年から連載していた「インター!」ですが、この度、めでたく書き終わりました!
※この記事はインター!を書き終わった後に勢いで書いたモノです※
それで、備忘録? として、色々?と残しておこうと思います。
*一* 設定について
正直、この設定、なにをきっかけにして思いついたのか、思い出せない!
……設定ファイルを見てきたけど、最初は「正しく埋葬しないと動く死体になる」という設定だったらしい。
たぶん、その「正しく」を考えるのが面倒になったんだと推測←
後は「ミステリ的手法でファンタジーを書く!」とかメモが残ってた。
ちょっとはそうなってるか?
で、思い出したよ!
ゼノブレイドというゲームがあるのですが、そのゲームで主人公たちが死体に遭遇するのですよ。
あ、ちなみに、このゼノブレイドも世界観が独特で、超巨大な巨神のうえに住んでいるという設定なのです(本当に巨大な巨神の上に住んでいるため、右ひざとか左肩とか腕と身体のあちこちの部位で敵と戦ったりする)。
で、人は死んだらその巨神に死体を返す、そのために死体の近くにあった泉? みたいなところに死体を流すというエピソードがあって、たぶんそれをパクった←
その死体、どこに消えるの? とかすごい疑問があったから、私なりにアレンジして、この形に。
動く死体はゾンビからだと思う。
んで、土が着いたらうんぬんは、たぶんだけど、人が死んだら地面に埋める。だけど土が着く→土が着いたら動く死体になる、という単純な思考だったと思う。
それで、どうして土が着いたら動く死体になるのか?→なんか分からない力が与えられる?→女神の加護? とか、そんな感じの連想ゲーム。
地の女神に死体、もとい、借りていた身体を返す、はゼノブレイドから得た発想。
……これ以上はネタバレになるので、黙っておく。
いや、それよりもだ。
どうして私は「埋葬士」とか謎職業を作ったんだ?
……なんとなく思い出してきた。
変な職業を考えよう! 的なことを思ったんだと思う。
なろうにはなさそうな職業、って考えたんだよ。
結果。
ニッチすぎた←
そして、なぜ、この職業が流行らないか? が分かった。
どうあがいても暗くなるから!
人の死を扱うからねぇ。明るい話にはしにくいよな。
*二* 登場人物について
名前はサトチ・ミツルとヒユカ・ナユは最初から設定されていた。
あと、ファンタジーものだと西洋風で「名前・家名」が多いと思うんだけど、わざと「家名・名前」+和風っぽい名前、にした覚えがある。
和風っぽいというのは全員に当てはめられなかったけどね。
あとは、「家名・名前」はブレイドアンドソウルというオンラインゲームの影響もある。
ミツルは……最初、気の弱い少年、という設定だったっぽい。
ありえねぇ。
ナユは最初からこんな感じだった。
シエルは思ったより出番が多くなった、というか、主要人物すぎた。
まさかこうなるとは思いもよらず←
そのほか、周りを取り囲む人物は、安定? の倉永テイストですね。
敵役は……ファンタジーものだと容赦なくいけますねー。
向こうも手加減なく来るし、だったら、こっちもそれ相応に対応しますよ、と。
現代物だと無理だもんなぁ。
主要人物の雑感、とかやるか?
サトチ・ミツル……結局、主人公に格上げされた、主要脇役←
最初は、ナユが主役でストーリーテラーの予定だった
けどまぁ、話の性質上、途中から主役に
いいのは顔だけ、とか散々な言われようですが、動かしやすかったです
というか、珍しく熱血系だよね
私の萌えも詰まっている!
字が綺麗、料理が出来る←私の萌えポイント
ミツルについて語ると長くなりそうなんだけど、語るか←
ミツルは、うーん、なにから語るか
23歳という設定なんだけど、それにしては中身が老けているのはインターだからか?
いや、それよりも両親ではなくて祖父母に育てられたからなのか、年寄り臭いかもしれない
他人に興味がない、人嫌いの気があるのに、困っている人がいると手を差し伸べているのは、祖母の影響が大きいかも
そして、本人も本編で語っているけど、元来はかなりいい加減な性格
という描写を探していて、発言が矛盾しているところを発見したけど無視することにした←
……長編を書いていると起こる弊害というか、鳥頭というか
しかも自分のことを分析してるのは本編じゃなかったという
あぁ、鳥頭って怖い
後は……当初はやさぐれ俺さま系という設定にしたため、ちょっと痛め? な言動を取ってます
それは最後までか、あはははは
ヒユカ・ナユ……主役なのに影が段々薄く……
ミツルとシエルに食われた感じ
かわいくない、と方々で言われたヒロイン←
ナユはもともと、気弱な性格だと思う
だけど育てられた環境であんな性格に
「男にちやほやされたい」と言いつつ、そんな行動を取ってないところとか、空気を読む子、なところとか
本当はいい子なのよ?
シエル……女神さまなのにみんなに雑にぞんざいに扱われる存在
いやー、この人、アクが強すぎでしょう!
ナユを食っていくあたりとか!
……ネタバレになるから書けない!
ユアン……腹黒眼鏡がミツルラブになるまで←
なんだ、このタイトルみたいな一言は。
ユアンも使い勝手がよかったです
ミツルのことになると大変鋭くなるというか、好きすぎて辛いw
別にBLは狙ってない
ミチ……ミツルが気になるけど、ユアンで妥協←
美男美女カップル
お嬢さま育ちなのに口が悪いとか、美女なのに残念とか、この子もなかなかアクが強い
ノア・アベル……なんで彼だけずっと名字呼び?
当初は彼はなかなかな重要なポジションだったのですが、大人の事情(と書けばなんでも許されると思っているのか? 単に私が鳥頭で設定を忘れていただけだ!←最低)であまり出番がない感じになっちゃった
彼もインターだと判明して家と村からたたき出されたのですが、それにしても真っ直ぐで純粋なのよね
ミツルが心配になるのも分かる
ベルジィとアグリス……彼らは当初、存在しなかった
ミツルのインターとの遭遇率の高さと拾い癖? という特徴付けをしたいだけのために出てきたような存在
まぁ、インター本部も人手不足ですからね!
クロス家の人々……アランさんは私の萌え←
ミツルの実家。
当初、ミツルは天涯孤独設定だったのですが、急きょ、家族は生きていることに
これによって、他のインターとの差別化がはかれたかな?
特にアランは見た目がミツルそっくりだとか、……いや、逆だ、ミツルがアランそっくり、なんですよね
馬鹿兄三人←は……うん、萌えないからなにもネタが浮かばない
コルチカム・ガウラ……終始胸くその団長
ここまで腹が立つキャラを書くのは初めてかもしれない
登場時から最後まで、どこまでもムカつきを抑えられないヘイトキャラ、ですよね、こいつ
鈍色の男・デュランタ……悲劇? だけど同情できない
まぁ、彼もある意味で被害者なんだけど、なんかやっぱり終始むかつく
悪役で過去話されるのは初めて?
ヒユカ・ラウラ……ナユのお母さん
なんか、色々と不憫な人
ラベリア・セレン……ナユと引き合わせたかった、かも?
本当はもう少し登場の機会があったはずなのに、ミツルが浮島に行ってしまったので出てこなかった人
クロス・ボタン……ミツルの祖母
名前を設定してたのに出す機会がなかったので今回、出してみた!
いつの間にか殺された設定に←
ミツルの名前を命名したのはこの人
ちなみに、ボタンの死についてアランが語ってるのに、その後、ミツルに言われて「いま、はじめてしった」みたいな言動を取るという矛盾が発生していた
あぁ、鳥頭、鳥頭
行き当たりばったりなのがバレる……
ちなみに、ボタンさん、美人です
アランとミツルの見た目がいいのはボタンに似たのか? それとも、ユージン(後述)に似たのか?
サトチ・ユージン……ミツルの祖父
この人も名前を設定してたのに出さなかったな
偉大なインターだった
たぶんこの人、深掘りしたら面白そうだけど、今は特になにも考えていない
ボタンさんとの出逢いとか、アランの子育てとか
たぶん、ボタンがユージンのことを好きで、追いかけていたのではないかな
アランとミツルの見た目を考えたら、この人も相当ないい男だったのでは?
後はボタンの実家が金持ちだったのではないかと予想
だけどなー、もしもそうだったとしても、インターと付き合うのは許さん! 金は出さないっ! となりそうだよね
うむ、そう思うとなかなか興味深い
シロザ・ラディク……意味深に出てきて、ネタが明かされてない←
ユアン曰く、赤っぽい光をまとったインターと意味深に会話もされるのに、結局その後、触れられることなく終わってしまった
……ということに読み直して気がついたけど、それに気がついたのは書き終わった後だったので見て見ぬ振りをした
本当はミツルがラディクを連れて指導するというのを入れたかったんだと思うんだけど、いかんせん、このことに関してなにもメモが残っていないので分からない……
今にして思えば、入れなくてよかったな、と
無駄に長くなっただけのような気がするから!
で、結局、赤みを帯びた黄色い光はなんだったのか?
すまん、それは私も分からない←おい
というのも無責任なので、今、ない頭をひねって考えてみたんだけど、たぶんね、赤だから警告系の色だったんだと思う!
過去の私よ、これ思いついたときにきちんとメモしておけよ……
では、なんの警告なのか?
……なんだったら面白くなるかなぁ。思いつかないわ。
うん、保留←
イルメラ……何気によく出ていた
ナユとの出逢いのきっかけとなるコロナリア村に在駐するインター
苗字の設定がされてなかった←
後はだれだ?
思い出したり、あ、あの人! となったら追加する。
*三* 世界観
我ながら不思議な世界観を思いついたな、とは思う。
ゼノブレイドからのインスピレーションが大きいけど、かなり独特な世界観を構築できたと満足。
同じくファンタジーで『月をナイフに』があるけど、これも独特ではある。
が。
身体に宝石が埋め込まれていたり、涙が宝石になったりって、元ネタがあったりする。
身体に宝石が埋め込まれているのは『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』から。
涙が宝石になるのは、なんだったかな? まぁ、たまに見かけるネタだよね、涙が宝石になるってのは。
……いや、それが語りたかったわけではなく。
しかし、頑張って独特な世界観を構築しても、独特すぎると読者が追いつけないという弊害が。
『月をナイフに』も連載しながら書いてて、たまに更新できなかったりしたけど、それでも100はいかないくらいのブクマがあった。
一方、インターは……。
10件ない!←11件に増えてた!
タイトルとあらすじだねー。
ということで、連載再開の暁にタイトルを変更して、あらすじも追加した!
これで少しは増えるといいね?
ちなみに、『婚約破棄から始まるけれどどこまでもやさしい世界』は、たぶん、タイトル勝ち←
書けたら悪役令嬢もので試してみたい。
書ける気がしないけど!
なんか面白いネタを思いついたら、って感じかな?
でももう、婚約破棄ものも悪役令嬢ものもそろそろ流行から外れてきてるよね?
そういえば、悪役令嬢で婚約破棄もの、書きかけてたのがあった!
でも、なんかつまんなくて、書き直して、書き直して、飽きて放置してるわ。
主人公の名前がかわいくて気に入ってるので、いつか日の目を見られたらいいな。
って、話がズレてるっ!
インター!ですよ!
埋葬士という言葉ももちろん造語だし、インターという言葉も造語?です。
「インター
inter
inter- は中、~間、相互を意味するラテン語の接頭辞であり、インターはその英語読みである。」
Wikipediaさんから。
土葬が「interment」なので、造語というと言い過ぎだけど、でも、インターに埋葬士なんて意味はありません(`・ω・´)
それにしても、やはり出だしでつまずくのか、あらすじも微妙なのか、読まれない(´・ω・`)
……今、話数別のユニーク見てきたけど、やっぱり一話で転けてる←
最新話とその数話前が多いな。
ある程度のところまで到達すると、あとはスルスルッといくのですが、やはり一話がネック、だよねぇ。
最初が面白くて段々つまらなくなるパターンが多いみたいなんだけど、私はその最初が苦手な傾向がある。
……いや、だからって段々面白くなるのかと聞かれるとそこは困るんだけど。
冒頭から面白いものを書ける人ってすごいよね!
……冒頭書き出し祭り(お一人さま用)とかするかな。
設定考えて、どこまで面白い書き出しが書けるのか。練習にいいかもしれない。
もしかしたらすっごい面白いのが書けるかもしれないし!←ただし、公開しないので意味がない
ということで、インター!の反省会および振り返り、記録はここまで。
あと、表に出している書き途中なのは、アンリアルなのですが、これもね、書いてるのよ?
でもねー……。
そろそろこの話にも一度、結末というか決着をつけようとしたんだけど、なかなか語ってくれないのよ。
そして、毎度のことながら、新井くんが暴走してむちゃくちゃにして責任を取ってくれないからぁ……。←キャラのせいにするな
ということでね?
年内決着は無理だと思うけど、そのうち完結させる予定なので、もし、お待ちの人がいたら(すっごく奇特な人だと思うけど!)、他の作者さまの作品を読みつつ、お待ちください。
はぁ、アンリアルかぁ。
特にオチは考えてなかったのよね……。
オチをつけるような話でもないし……。
ホラーって、恐ろしいですね。←おまえの脳味噌が一番恐ろしいわ
あと、脇キャラの名前が別の作品と丸被りなのに気がついたので、こっそり変更した!
それがだれか分かったらあなたはすごいです!
たぶん私も時間が経ったら忘れるレベル!
しかも名前が出てきたのは一回だけというねw
今後、名前を付けるときは全テキスト検索して付けることをしないといけないらしい……。
前に現代物でしれっと苗字が一緒だったとかあるし!
投稿前に気がついたので修正したけど。
それとは別に、実は苗字がかぶっているキャラがいますw
……と思って確認したら。
なんかさ、昔のテキストファイル、ところどころ抜けてるんですけど。
あれぇ?
それはともかく、苗字が一緒でしたwww
作品数が増えると、必然的にキャラも増えるわけで、その分、名前のかぶりが発生する確率が高くなる。
そもそも、好みの名前ってのがあるからなぁ。
音とか字面とか、やっぱり好みのものを付けてしまうわw